11t車化改造への道
ベンツ1838LS改造記 その1
ここはトラックの改造に関して報告いたします。
2002年2月13日
さて、「自分にはとてもとても・・・」なんて考えていた
タミヤ・ビッグトラックシリーズの11t車化改造ですが
タネ車の入手をきっかけに決行することにしました。
一心不乱に作業に専念したために、作業中の画像が
1枚もないのですがどうかご容赦下さいませ。
先の見えない改造作業ではとにかく完成した姿を
早く見たい気持ちに駆られます。で・・・
完成したシャーシに全長を180ミリ切り詰めた
パネル荷台を仮載せしてみました。
なお、シャーシの加工に関しては実車のメルセデスベンツ
アクトロスのカタログから全長・ホイールベース等の主要寸法を
割り出しました。イメージ優先で若干長めにしようかとも思い
ましたが、ここはやっぱり実車に忠実であることを優先させました。
キャブは中古のジャンクコンディションですので
今後、全塗装を予定しております。
ルーフスポイラーを取り去りキャブの直後に荷台を載せたまでは
良かったのですが、荷台のフロント下部とミッションケースが
接触することが判明しました。
マックさんよりご教示頂いたところ、1850Lのパネル荷台前部は
これを逃げるような加工があらかじめされているそうです。
仕方ない、自分で削ろう・・・(-_-;
シャーシと荷台の間にゲタを履かせれば済みそうなものですが
あまりに腰高では考えものですので、リアサスの
ホイールストロークが許す限りまで下げるつもりです。
シャーシ構成は3部に分かれています。
フロントのステアリング部とリアの延長部はベンツ1838LS、
センターの駆動軸部分はエアロマックスからそれぞれ
切り継ぎました。レザーソーを使う時、マイターボックスという
直角に切るための治具を使ったにも関わらず、
切断面はことごとく斜めになっていました(ダメじゃん)
しかしDIY店で見つけた9×9ミリ角パイプのおかげで
フレームの切り継ぎ部はバッチリと直線を出すことができ、
必要な強度も得られたのは幸いでした。
メインフレームの切れ端と150ミリのサシを持って
DIY店へ行った甲斐がありました。
上は11t化改造後のフレーム、下はパネルバン・
セミトレーラーのメインフレームです。
撮影アングルの関係でトレーラーの方が長く見えますが
実際にはほぼ同じ長さです。
荷台を失ったトレーラーのフレームは自作の荷台を
載せようと思います。平ボデーもいいなあ(^−^
実用性を持たせる意味で、ラジオフライヤーみたく
するのも良いかな?・・・などと妙案は尽きません(^_^ゞ
ちなみに地上からフレーム上面までの高さは
トレーラーの方が明らかに高いです。
牽引中のパネルトレーラーが何となく腰高に見えるのは
このためなんですねー。