リバイバル近況報告
ココではタカ坊の近況を随時報告してまいります。
2002/07/11
今回はR/Cの復活後、初めて買ったGPツーリングマシン、
京商スーパーGP10(FW-03)を紹介します。
R−33カルソニック・スカイラインのボディ付きで
京商ブランドの純正GT−15エンジンが添付されていました。
初期のスーパーGP10(以下スーパー10)はOSの10FPが
標準装備されていましたが、
エンジンの馬力競争が激化するにつれて
自社ブランド15クラスエンジンに差し替えられました。
カルソニック・ブルーではあまりにも芸がなさ過ぎるため、
あえて実車のミッドナイト・パープルをイメージして塗ったのに・・・
下塗りのスモークを厚塗りしすぎて、ただの“ブラック”と
なんら変わらない仕上がりに・・・(爆涙)
部屋の片隅でそっとすすり泣く私なのでした(ToT)
標準のGT15エンジンに、ファイブスター製の
ヒートシンクヘッドを付けました。
この手のエンジンはオーバーヒートしがちです。
タミヤのFS系エンジンも同様ですね。
エンジンと燃料タンクの間にある黒い筒状のものがクーリングファンです。
スーパー8(ランドマックス)やQRCシリーズはクランクシャフトから
Oリングで回転力をもらい、ファンの支持もメタル製なのに対し、
スーパー10だけはとても細いタイミングベルトで駆動され、
しかもファンはベアリング支持!リッチです(笑)
ちょっとした裏技ですが、スーパー10にはQRCシリーズの
ボディが取り付け可能なんです。
タイヤとのクリアランスがギリギリですが、ボディ側の
カッティングを工夫してゴマかしましょう(苦笑)
で、QRC用インプレッサボディに乗せ替えました♪
ホイールはクロス製の16本スポークをゴールド塗装したもの。
なかなか実感的かと・・・(笑)
GP初心者の常?・・・サイドから出る排気がダサく感じて、
わざわざ後部へタミヤのシリコンチューブで導きます。
エキパイはアルミパイプを手曲げしました。
この頃はパイプベンダーをもっていなかったので
へろっへろな仕上がりです(苦笑)
エキパイとボディの取り合いはこんな感じです。
あらためて見ると、出口細すぎ!しかも下向き。
ヴィッツやフィットみたいだなー(苦笑)
でも星印が6個も付いてるから、排気はきっと
クリーンに違いない・・・ワケないですね。
これが4サイクルになると、2サイクルよりも
はるかに煙モクモクです(笑)
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当時話題だったFS26S−Cですが、実はスーパー10の
購入以前に買っていたのです。過去に一度だけサーキット20バギーに
積んで走らせています。でもスーパー10の購入後は
4ストコンバージョンキットを買うまでの間、惰眠をむさぼっていました。
「早く何とかしたい!」と思っていましたが・・・そんなある日のこと、
通販チェーン店の“宇宙一”が博多に店を出し、その開店セールで
フォルムの3スピードコンバージョンキットが爆安販売
されていたのです。当初の買い物の予定を全てキャンセルして
さっさと衝動買いしました。これにより、4サイクルの搭載と
同時に3スピードまでも手に入れたのでした。
この装備は、仲間内でも唯一のもので、ちょっと鼻高々(笑)
・・・が、残念ながらFS26S−C搭載時の画像が
1枚もありません(汗)
走らせることがとても楽しくて、結果的に撮影をしないままだったのです。
で、『最強の4ストマシン』を目指して次にとった行動・・・
それは排気量のアップ、つまりFS26S−Cの天敵と
されるエンジンを積むことでした。
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私のスーパー10の末期の姿です。
◎ サイトーのFA30S−C
◎ OS speed T−2000マフラー
◎ フォルム3スピードコンバージョンキット
◎ テフロンツーリングダンパー(前後)
◎ TGX用アンダーカバー(改)for S−10
◎ ヘアムース用キャップを流用した冷却エアー導風管
◎ クリーニング屋さんのハンガーを利用したロールバー(青)
でもオフは一度も走っておらず、ターマック専用です。
では『何のためのアンダーカバー』かと言うと、
スパー&ピニオンへの石噛みと汚れ防止のためです。
エンジンは重心を中央に寄せるため、フォルムの
スラントエンジンマウントを使用しています。
金色のセンターバルクはクロス製です。
燃料タンクのプレッシャー部にT字ニップルが繋がっていますが、
これはクランクケース内の残圧を抜くためのブリーザーを
マフラープレッシャーに割り込ませているためです。
運転中の4サイクルエンジンからは、ブリーザーニップルから
エアーとオイルが吹き出てきます。
4サイクル化のため、排気もサイド出しに変更しました。
クーリングファンを装備しているため、サイドウィンドーのみを切り抜き、
フロントとリアのガラス部はそのままです。
ゼロスタート時は4輪がホイールスピンをしながら加速していきます。
FS26S−Cもトルクフルでしたが、一度でもFA30S−Cを味わうと
トルクが細く感じられて仕方がありませんでした。
人間の欲には限りがありませんね(苦笑)
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そんなスーパー10も、今ではメカ・エンジンを下ろしてお休み中です。
後継のFW−04では3速ミッションそのものがないため、
これほどの内容を持つマシンは
市販品ではもう出てこないでしょう。
私にとっての『生涯保存マシン』です。
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その気になれば復活も可能なんですけどね、でも勿体なくって(苦笑)